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ホンダが2015年秋に『シビック・タイプR』を発売予定と発表!!

ホンダが2015年秋に『シビック・タイプR』を発売予定と発表!!

本田技研工業株式会社≪7267≫はタカタのエアバックの不具合でリコール、バイク37車種のエンジン始動装置不具合のリコールと、あまり良くないニュースが出ていますが、車好き(カーマニア)には、そのニュースを覆す内容が、2015年7月6日に行われた社長会見で発表されました。
それは、『工場内に開発・生産・購買の一体フロアを作り、議論を重ねて生まれた「シビック・タイプR」はスポーツカーの本場欧州でも存在感あるモデルとなり、今年秋に日本でも発売予定』です。
社長会見の詳細はこちら

ホンダのタイプRは、『Hondaの熱きレーシングスピリットを注ぎ込み、Hondaならではのファインチューニングにより圧倒的なドライビングプレジャーを獲得したマシン。
絶対的な速さに加え、マシンと向き合うドライバーを刺激し、高揚させ、陶酔へといざなう、スポーツカーとしての濃密なテイストに満ちたマシンである。』とホンダは謳っており、「TYPE R」が付くホンダ車は、車好きにはたまらないものとなっています。

今回のシビック・タイプRの心臓部は、最高出力310ps/最大トルク400Nmを発生する新開発の2.0リッター直噴VTECターボとなっており、ピークトルクは2,500rpmから4,500rpmの広範囲にあり、6速MTの操作によって猛烈なパワーを自在に開放できるとのことです。
その結果、0-100km/h加速は5.7秒、最高速は270km/hをマークしています。
しかし、その一方で欧州複合モード燃費は約13.7km/L、CO2排出量は170g/kmに抑え、ユーロ6排出ガス基準にも適合する優れた環境性能も実現しています。


各自動車会社はこのようなフラッグシップカーを作成し、そこから一般車へ、その技術を移植(転用)していきますので、それを考えると、ホンダは今まで自然吸気エンジンで勝負していましたが、今回の開発によりターボをつけることで、排気量の小さいエンジンでも大パワーを出力し、かつ、優れた燃費と排出ガス量を抑える技術を確立したことは、今後の新車投入・販売への効果は期待できるのではないでしょうか。
また、ユーザから見ると、排気量が抑えられたことにより、自動車税も安く済みますので、メリットが非常にあると思います。

ただここで、みなさまの中にはガソリンエンジンは古いのでは?との疑問もあると思いますが、ホンダはシビック・タイプR以外にも最新鋭のハイブリッドエンジンを搭載したNSXを年内に北米で販売予定であり、こちらの技術も確立しています。
また、NSXは、ホンダ車の歴史において『TYPE R』が最初についた車です。


NSXは性能だけでなくデザインも優れていますが、値段も約1,800万円と非常に優れていますので、注意が必要です。

本田技研工業≪7267≫の2015年7月14日の終値は3,935.5円となっています。
過去の株価推移は以下の通りです。

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