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ギリシャ支援、延長せず!

ギリシャ支援、延長せず!

欧州連合(EU)ユーロ圏19か国は、ギリシャへの金融支援を6月末で終了させることを決定しました。
ギリシャは2015年6月30日に15億ユーロ(約2,100億円)の借金をIMF(国際通貨基金)に返済しなければいけないため、別の金融支援を得られなければ、デフォルト(債務不履行)に陥る可能性が濃厚となります。
本日以降、今週の株式市場は当該材料が織り込まれていれば問題ありませんが、織り込まれていない場合は、波乱が起きる可能性があります。
日本の株式市場も先週は18年半ぶりの水準に上昇しており、円安や企業統治(コーポレートガバナンスコード)の改革で成長への期待を高めた日本企業を評価し、南欧やアジアから新たな投資マネーが流れ込んでおり、世界の金融市場が中国の景気減速や米国の利上げに身構えるなか、日本は息の長い株価上昇になっていましたが、このニュースで調整が入ってしまうと、今後が非常に心配になります。


みずほ総合研究所の資料によると、ギリシャ向け与信額の国別推移は以下のようになっています。


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