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ギリシャEU離脱?市場で囁かれる小森コーポレーション(6349)

ギリシャEU離脱?市場で囁かれる小森コーポレーション(6349)

ギリシャの国民投票で財政緊縮策の受け入れについて反対が示され、日本市場も2015年7月6日は急落しました。
その中で逆行高(終値ベースでは16円安の1,666円で終了)になり、出来高を伸ばしたのが小森コーポレーションでした。
材料としては、ギリシャがEU離脱の可能性が出てきたため、同国が旧通貨「ドラクマ」を復活させる可能性との思惑より、その紙幣の印刷需要を狙ったものと思われます。
その理由として、『ギリシャのバルファキス財務相が7月2日に、国内にはユーロに代わる紙幣を印刷する輪転機がなく、「通貨を発券する能力はない」と説明した。オーストラリアのABC放送での発言として、AFP通信が報じた。』ことと、ギリシャが紙幣の印刷を外注する候補として名前が挙がっているのが、世界最大の紙幣印刷会社、英デ・ラ・ルー社であり、そこから紙幣印刷設備を受注した経験があるのは、日本では小森コーポレーションであるためではないかと思われます。

ギリシャのEU離脱(?) ⇒ 新紙幣発行(?) ⇒ 紙幣印刷会社設備投資(?) ⇒ 紙幣印刷設備会社(?)となる、すごい連想ゲームではないかと個人的には思いますが、ここで思ったのは、英デ・ラ・ルー社がギリシャより仮に新紙幣の印刷を受注したとした場合、現状の設備で印刷可能であった場合は、英デ・ラ・ルー社のみが収益を上げる構造になるのではないかと思います。

あくまで、この内容は想像の話しですので、なんとも言えませんが、英デ・ラ・ルー社の株式が購入できれば、小森コーポレーションにたどりつくまでの一つの仮定(連想)がいらなくなるのではと思い調査しました。
その結果、英デ・ラ・ルー社はロンドン市場に上場しており、日本でも、大手証券の各社で当該株式は購入できます。(例としては、みずほ証券、SMBCフレンド証券、岡三証券等です)

英デ・ラ・ルー社の2015年7月9日の株価は504.50ポンドとなっています。
詳細はBloombergでも参照可能です。

詳細はこちら

デ・ラ・ルー社の株価の推移
チャート:Bloomberg.co.jpより


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