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18年ぶりに「うるう秒」を平日に実施!

18年ぶりに「うるう秒」を平日に実施!

みなさま、「うるう(閏)秒」はご存知だったでしょうか?
うるう秒とは、現行の協定世界時 (UTC) において、世界時のUT1との差を調整するために追加もしくは削除される秒のことです。 この現行方式のUTCは1972年に始まり、 2012年までに計25回実施されました。実施されたうるう秒は、いずれも1秒追加による調整だったそうです。

26回目のうる秒は、今年の7月1日(水)に行われる予定であり、実施内容は以下の通りです。(総務省のホームページより抜粋)

「うるう秒」の調整は、地球の回転の観測を行う国際機関である「国際地球回転・基準系事業(IERS:International Earth Rotation and Reference Systems Service、所在地:パリ)」が決定しており、これを受けて世界で一斉に「うるう秒」の調整が行われています。日本では、総務省及びNICTが法令に基づき標準時の通報に係る事務を行っており、IERSの決定に基づきNICTにおいて日本標準時に「うるう秒」の挿入を実施しています。
  NICTでは、本年1月5日のIERSの「うるう秒」挿入の決定を受け、7月1日(水)に日本標準時に「うるう秒」の挿入を実施します。なお、最近では3年前となる平成24年(2012年)7月1日に「うるう秒」の調整が行われました。また、「うるう秒」の調整が平日に実施されるのは、平成9年以来となります。
第25回は2012年7月1日(日)、第22回~24回は、1999年、2006年、2009年の1月1日に行われており、いずれも休日でしたが、第21回は1997年7月1日(火)の平日に行われ、今回は、それ以来18年ぶりに平日に行われます。

18年前と現在では、秒単位で行っている物事が比較にならないほど多くなっておりますので、みなさまの回りも気を付けた方が良いかもしれません。
前回の話しでは、とある航空会社の機器トラブルで2時間以上の遅れが生じた等のことが起こっています。

現在の株式取引やFX取引においては、この1秒は非常に大きなものですので、各社の対応のチェックには、当サイトをご利用頂ければと思います。
各社のホームページを各々参照する必要はなく、一括で参照可能です。

また、東京証券取引所も午前9時に取引を開始しますが、「突然1秒が挿入されないように、1秒を午前7時からの2時間(7200秒)に分散して調整する。」としています。

みなさま、18年ぶりの平日のうるう秒の対応ですので、今年の7月1日は忘れないようにしましょう。

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