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経済指標を参考にしていますか?

経済指標を参考にしていますか?

みなさま、先週の金曜日(5月8日)に米労働省が発表した「米・非農業部門雇用者数」に注目していたでしょうか?
今回発表された雇用者数は市場予想の22万人とほぼ一致した22.3万人だったため、米国株式市場は大幅高となり、週明けの東京株式市場も大幅高から始まりました。

このように、投資を行う上で、経済指標は重要なものですので、スケジュールは把握されておいたほうが良いと思い、今回、経済指標の一部ではありますが、重要と思われる経済指標のスケジュールを記載させていただきます。

米国非農業部門雇用者数

アメリカの労働省(BLS:Bureau of Labor Statistics)が発表する雇用統計(Employment Situation)に含まれる指標。
英語の略称からNFP(Non-Farm Payrol)と呼ばれることも多く、経済政策変更のきっかけとなることが多いものとされています。
スケジュールは、毎月第1金曜日(夏時間:日本時間午後9時30分、冬時間:日本時間午後10時30分)発表。
次回の発表予定は、2015年6月5日(金)となっています。

米国FOMC政策金利の発表

FOMC(連邦公開市場委員会)が発表する政策金利のことです。
日銀の金融政策決定会合に相当する金融政策の最高意思決定機関で、決定された公開市場操作の基本方針がNY連銀に向けて指令される。
スケジュールは、年8回、約6週間ごと(夏時間:日本時間午前3時15分、冬時間:日本時間午前4時15分)に発表されています。
次回の発表予定は、2015年6月18日(木)となっています。

欧州中央銀行(ECB)政策金利の発表

欧州中央銀行(ECB)の最高意思決定機関。ユーロ圏の金融政策を決定し、執行する。ECB役員会の6名とユーロ導入国の中央銀行総裁で構成される。
スケジュールは、原則的に2週間ごとに開催され、月の1回目の理事会で政策金利が決定される。
次回の発表予定は2015年6月3日(水)となっています。

英中銀(BOE)政策金利の発表

BOE(イングランド銀行)総裁・2名の副総裁・6名の委員の合計9名によって構成される。毎月上旬(水・木)に2日間開催される。
次回の発表予定は2015年6月4日(木)となっています。

米国四半期GDP(速報値)

米商務省経済分析局が発表するもので、国内で生産されたモノやサービスの総額で、経済の規模をあらわすモノサシとなっており、最初に発表されるのが速報値となっています。
速報値のスケジュールは、1・4・7・10月の各月21-30日であり、夏時間:日本時間午後9時30分、冬時間:日本時間午後10時30分に発表。

上記以外にも、いろいろな経済指標があり、かつ、その時々の経済情勢により、注目される経済指標も異なってきますので、みなさま、各種経済指標については、把握されておいたほうが良いと思います。
また、経済指標に関しては、予想値があり、この予想値を上回る、下回る、で相場が大きく変動することが多い為、予想値についても把握が必要ではないかと思いますので、今まで、注目されていなかったかたは、これをきっかけに、勉強してみてはいかがでしょうか?

各経済指標のスケジュールは、各FX会社等で予想値も含め掲載されています。また、検索サイトで「経済指標 スケジュール」と検索すれば、いろいろなものが出てきますので、情報には困らないと思います。

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